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住宅に関わるお金-住宅ローンの基本

住宅に関わるお金で、一番重要なポイントとなるのが、住宅ローンの金利です。
金利は一般的に、好景気の時には高くなり、不景気の時には低くなる傾向があります。

 

住宅ローンの金利は、「固定金利型」と「変動金利型」、「固定金利選択型」の3つに大きく分けられます。

 


■住宅ローンの金利 3タイプ

固定金利型

全期間金利が変わらない型。返済額が一定なので返済計画が立てやすい反面、変動金利より
金利が高めに設定されているのが特徴

 

※メガバンクなどの一部の民間住宅ローンやJA(農協) 「フラット35」等

 

変動金利型
半年ごとに金利が変わるものの、返済額は5年間一定で、6年目に見直される。その際も
増額1.25倍以内ですが、金利上昇時は返済額アップの場合もあります。

 

固定金利選択型

金融機関が決めた範囲内で金利を固定、その期間が長いほど、住宅ローン金利が高くなる
傾向があります。期間終了後は、変動金利型か同じ型を選ぶことになります。

 

※銀行の住宅ローン等、現在最も一般的なタイプ

 

 

次に、ローンの返済方法についてですが、毎月返済する住宅ローンの返済額の中には、最初に借りた元金分に
利息分が含まれています。それをどのような配分で返すかによって返済方法が異なります。

 

■返済方法は2種類あります

元金均等返済
元金を毎回一定額支払う方法で、金利支払い分は徐々に減少していくため、当初は
元利均等返済よりも負担が大きいですが、毎月返済額が減っていきますので、将来的な
支払いの負担は軽減されます。また、総返済額も若干お得なので、利息を少なくしたいなら
こちらの方法が良いと思います。

 

 

元利均等返済
元金と金利を均等に払う方法で、毎月の返済額を一定にする方法です。
分かりやすい方法で、当初の負担も軽くなりますが、総返済額は元金均等返済よりも
若干アップします。

 


■返済期間は1年でも短い方が有利です

返済期間は5年ごとに設定するのが決まりのように思われがちですが、どのローンも1年刻みの設定ができます。
例えば、借入金2000万 固定金利型3.0%の場合、返済年数を35年から1年短縮し、34年にすると月々の負担は
1300円増えるだけですが、総返済額は40万円も抑えることができます。

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